東北連合三田会 事務局 岩手三田会 幹事長 小山田浩之(昭53工)
7月21日(土)午後3時、盛岡グランドホテルにて東北連合三田会(岩手大会)総会が開催されました。
慶応義塾からは清家塾長・塾員センター北村課長、連合三田会からは櫻井副会長をお招きし、東北各地三田会から58名、主催岩手三田会から72名、総勢134名の盛大な総会となりました。
今総会は、昭和28年仙台三田会主催にて第1回が開催されて以来、宮城~福島~山形~秋田~青森~岩手県の順に開催され、今回10まわり目の第60回の記念(還暦)総会となり、また東日本大震災からの復興元年の総会でもあり、あらためて東北各地三田会の絆を強める大会となりました。
総会では冒頭、東日本大震災による物故者と今総会の直前に逝去された前岩手三田会会長平井冽氏に対し黙祷を捧げ、続いて岩手三田会鎌田会長の歓迎挨拶、東北連合三田会亀井会長並びに連合三田会櫻井副会長からのご祝辞をいただきました。
総会議事終了後、清家塾長より『買うことのできない価値』と題して、ご講演いただきました。総会後、記念演奏会として全国でも活躍している岩手県立不来方高校音楽部の混声合唱が披露され、オープニングに慶應義塾塾歌をはじめ地元宮沢賢治・石川啄木の詩を歌った『ふるさとを想う』等々、素朴で心温まる歌声に感極まる塾員も見受けられました。
懇親会ではオープニングに5月26~27日盛岡で開催された『東北六魂祭』の映像が流されお祭りムードを高め、続いて盛岡芸妓による祝舞が披露され懇親会を盛り上げました。乾杯は次回開催地となる仙台三田会の田中昌志副会長の音頭で行われ、次回更なる東北連合三田会の結束を祈念し合いました。
更に、懇親会場には秋の連合三田会大会でお馴染みの東北地区のOB蔵元5社と岩手OB蔵元2社から協賛いただいた美酒が数多く陳列され、岩手地元食材を活かした料理と合わせ、皆さんに堪能していただきました。
また、岩手三田会会員が商品化した岩手沿岸の食材を活用した『復興アイス』も提供されました。フィナーレは岩手三田会関隆応援部OBのもと、全員で『若き血』そして『丘の上』を声高らかに熱唱し、今総会を閉会しました。しかし、懇親会での勢いは収まらずに二次会にも50名以上の塾員が参加していただくなど、あらためて東北連合三田会、各地三田会の絆の強さを感じさせる大会となりました。
最後に、第60回という諸先輩方が築き上げてきた東北連合三田会の重みを感じる共に、今後益々この大会が各地三田会並びに所属塾員の結束を高めるすばらしい会にしていくことを切望し活動していきたい。